関門支援業務室の概要

組織

関門支援業務室は、公益社団法人西部海難防止協会に所属する組織です。

業務の概要

　関門支援業務室では、九州地方整備局関門航路事務所が施工する関門航路の整備事業の実施にあたり、同工事に関する工事作業情報、工事海域付近通航船舶動静、気象海象等の各種情報を収集し、これらを検討分析して工事関係者及び航行船舶等に一元的に提供することにより、海上工事の安全と通航船舶の安全を支援しています。 　

業務の内容

(1) 関門航路の工事に関する情報調査業務

　工事関係者から、工事の実施に関する各種情報（作業の予定、作業内容、作業区域、作業時間、作業船等の稼働状況及び配置状況、可航幅の確保状況等）を調査します。

(2)入出港船舶及び通航船舶に関する情報調査業務

　関門航路における入出港船舶及び通航船舶の動静に関する情報を調査します。

(3) 情報分析・伝達業務

　(1)、(2)により得られた情報を総合的に分析し、一元的に関係者に伝達周知します。　

(4) 作業船の運航調査等の検討及び調整

　気象、海象、交通環境等を考慮した作業船及び通航船舶の安全な運航調整に関する検討及び調整を行い、必要に応じて作業船の退避、移動等に関する指導、助言を行います。

(5)　緊急時における情報収集及び伝達業務

　海難事故等の緊急時における情報を収集し、速やかに関係者に提供するとともに海難事故等の分析を行います。

(6)　一般船舶等への情報提供業務

　一般船舶等からの問い合わせに対し必要な情報を提供します。


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